コロナウィルスの感染源 武漢研究所か!? 米国国務省が2年前に警告

ワシントンポスト紙と共同通信は、15日、コロナウィルスの感染源として、中国武漢の研究所に対して、2年前にアメリカ国務省が警告していたという報道を始めた。
武漢の研究所が2年以上前に行っていたコロナウイルスの研究については、
アメリカの国務省が「安全対策が不十分であり、人への感染の可能性がある」と2年前に警告していたことが明らかになった。
ワシントン・ポスト紙(電子版)は15日の記事で、
北京のアメリカ大使館・科学担当者らが2018年1月に武漢に所在する生物研究所を訪れていたことを報じた。
この生物研究所ではコウモリ由来のコロナウイルスについての研究が行われ、
訪問したアメリカ大使館の担当者らはアメリカ国務省宛に公電を送り、
「安全対策が不十分で、人への感染拡大のリスクがある」と警告していた。
ただし、コロナウィルス研究は秘密のプロジェクトではなく、
アメリカの大学の支援のもとに行われていたもので、
コロナ大規模感染の予防のための研究だったということだ。
また16日付けのFOXニュースの報道によれば、
感染が拡大した初期の段階において、
コロナウイルスはコウモリから武漢研究所の職員の1人に感染した可能性が高いことが報じられた。
この研究者から、近隣の武漢市場へ感染が拡大し、武漢市の住民に広がった可能性が高いことが明らかになった。
中国科学院・武漢ウイルス研究所は2020年2月に、新型コロナウイルスが所内で作り出され、流出した可能性を否定している。
【参考記事】
テレビ朝日ニュース「FNNニュース」2020年4月15日付け
「米国務省が武漢の研究所を警告していた 米メディア」
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20200415-00000011-ann-int
FOXニュース2020年4月16日付け
「Sources believe coronavirus outbreak originated in Wuhan lab as part of China’s efforts to compete with US」
https://www.foxnews.com/politics/coronavirus-wuhan-lab-china-compete-us-sources
時事通信2020年4月16日
「米で武漢研究所への疑念浮上 新型コロナ発生源めぐり」
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020041600692&g=int